サーフィンやダイビングなどは主に夏が主役のアクティビティと思われがちですが、実は秋や冬もそれぞれの海の顔を楽しむことができるのです。秋から冬にかけて海水の温度が下がると海の中の冷たい水は海底付近へ、温かい水は水面近くへと別れます。海水温度が上がる夏は水面と海底の水が混ざりにくく、良い潮が入ってきても入れ変わらずに水が汚れていくのに対し、秋以降は水面付近の水温が下がるため、海底との水と混ざり合って汚れた海水は流れていきます。そこに加えて北西の季節風が吹き始めることで、夏に溜まった水面近くの汚れた水が沖の方に流されていき、深い場所のきれいな水が流れ込みます。
それにより秋から冬にかけての海はかなり透明度が高く、ダイビングには最高の条件となるのです。秋の海はフォトダイバーにとってもチャンスの時期であり、「海の宝石」と呼ばれるウミウシが数多くの姿を見せ始めるため絶好のフォトスポットになります。また久米島や与那国島などは冬がベストシーズンで、季節風が北西から吹くことにより島の南側がベストポイントとなり、そこでは高い確率で大型の回遊魚やザトウクジラやジンベイザメなどに遭遇できることもあります。このように日本には四季に合わせたベストなダイビングスポットがたくさん存在しますが、潮の流れが変わりやすく速いためダイビングには中級以上のスキルが求められます。
ここで、ライセンス取得のため通うダイビングスクールでお勧めしたいのが東京都内のスクールです。東京はなんといってもアクセスが抜群なのでダイビングスクールに通いやすいというメリットがあります。自宅の近くや学校や会社帰りに寄れる便利な場所のダイビングスクールを選べば、取得後のツアーやイベントにも参加しやすくなります。東京都内には初心者にもおすすめのスクールが数多くありますので、チャレンジしたい方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。